MUSIC 12(100 ~ 108)
No.108 September,2011
~ ランディ・ミューラー プロデュース作品 Part. 3 ~
Rafael Cameron - Cameron - 1980
南米・ガイアナ共和国のジョージタウンが故郷の「ラファエル・キャメロン」。幼い頃からアメリカのソウル・ミュージックに憧れラジオと共に育った彼が渡米し、そこで「ランディ・ミューラー」と出会いレコード・デビューを果たすこととなりました。前述の「スカイ」のメンバーをバックに従えて、ニューヨーク・スタイルのディスコ・ファンク・アルバムに仕上がったこの作品は、ボトムの重いシンセサイズド・サウンドと「ラファエル・キャメロン」の軽やかなテナー・ヴォイスが冴え渡る会心の仕上がりで、収録曲からは「Magic Of You」がスマッシュ・ヒットを記録しました。また次作の「Cameron's In Love」からも「Funtown U.S.A」というヒット作が生まれています。

01. Magic Of You
02. Funkdown
03. Together
04. Get It Off
05. Can't Live Without Ya'
06. Feelin'
No.107 September,2011
~ ランディ・ミューラー プロデュース作品 Part. 2 ~
Skyy - Skyy Line - 1981
「ブラス・コンストラクション」と同じくブルックリンで73年に結成された「スカイ」は男性5人のリズム・セクションに、女性3人のヴォーカルを加えた編成のバンドで、「ランディ・ミューラー」がバックアップをしたダンス・ファンク・バンドです。サルソウル・レーベルからの4作目となるこの作品には、R&Bチャートで1位を獲得した「Call Me」をはじめ、「Girl In Blue」「Jam The Box」などクオリティの高いファンクナンバーが収録されており、アルバム・チャートでも4週にわたり1位を記録しました。80年代後半以降の2枚のATLANTIC作品では、更に高度に洗練されたブラック・コンテンポラリー・サウンドを展開、多くのソウル/R&Bファンに愛されるグループとなりました。

01. Let's Celebrate
02. Call Me
03. Girl In Blue
04. Jam The Box
05. When You Touch Me
06. Gonna Get It On
07. Get Into The Beat
No.106 September,2011
~ ランディ・ミューラー プロデュース作品 Part. 1 ~
Brass Construction - Attitudes - 1982
今回は70年代後半~80年代、主にファンク系のソウルバンドへのソング・ライティングやアレンジ等で名声を得た、鬼才「ランディミューラー」のプロデュース作品をご紹介します。ニューヨークのブルックリンで結成されたファンク/ディスコ・グループ「ブラス・コンストラクション」の中心人物であった彼が、本格的にプロデュースに取り組み、そのスタイルが完全に確立され頂点を極めた、80年代の代表作として語られている通算8作目のアルバムがこの作品です。なお、彼らのファースト・アルバムに収録されヒットを記録した「Movin'」は定番ダンス・クラシックとしてもお馴染みのナンバーです。
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| 02. Funtimes |
| 03. Attitude |
| 04. Do That Thang |
| 05. Forever Love |
| 06. E.T.C. |
| 07. Hotdog |
No.105 August,2011
~ カシーフ プロデュース作品 Part. 3 ~
Kashif - Kashif - 1983
70年代のNYを代表するファンク・バンド「B.T.エキスプレス」の中心メンバーであった「カシーフ」が、前述の「Evelyn King」の「I'm In Love」、「Love Come Down」や「Howard Johnson」の「So Fine」をR&Bチャート上位に送り込んだ後、満を持して発表した自身名義のファースト・アルバムがこの作品です。大方の予想通り、このアルバムは大ヒットを記録し、新世代のサウンド・メーカーとして脚光を浴びることとなりました。85年にリリースされた名盤として名高い「ホイットニー・ヒューストン」のデビューアルバムにもソングライターとして参加しており、当時の勢いはブラック・ミュージック界は彼を中心に回っていたと言えるほどでした。

01. Don't Stop My Love
02. Stone Love
04. Help Yourself To My Love
05. Rumors
06. Say Somethin' Love
07. The Mood
08. All
No.104 August,2011
~ カシーフ プロデュース作品 Part. 2 ~
Howard Johnson - Keepin' Love New - 1982
フリーソウル系で高い人気を誇り、現在のクラブ世代にも評価をされているR&Bグループ「ナイトフライト」の結成メンバー「ハワード・ジョンソン」がA&Mレコードに認められ、「カシーフ」を初め「ポール・ローレンス」「モリー・ブラウン」といった、いわゆるカシーフ・ファミリーのプロデュースにより、82年にソロで発表した初のリーダー作です。ファースト・シングルの「So Fine」はR&Bチャートで6位、ダンス・チャートで1位に輝きました。また「Jam Song」は作者の「フレディ・ジャクソン」が自身のアルバムで「Jam Tonight」と改題し、No.1ヒットとなっています。

01. So Fine
02. Take Me Through The Night
03. This Is Heaven
04. Jam Song
05. Keepin' Love New
06. So Glad You're My Lady
07. Say You Wanna
08. Forever Falling In Love
No.103 August,2011
~ カシーフ プロデュース作品 Part. 1 ~
Evelyn King - Get Loose - 1982
米フィラデルフィアにあるシグマスタジオをバイトで掃除中に、プロデューサーに見出されデビューをはたしたという、まさにシンデレラ・ストーリーを地でいった「イヴリン・キング」。初アルバムからは「Shame」のスマッシュ・ヒットがあったものの、その後の確かな成長がセールスに反映せず、伸び悩んでいた感のあった彼女ですが、81年に「カシーフ」と製作したアルバム「I'm In Love」からタイトル曲がR&Bチャートのトップに輝き、ブレイクの足がかりを築きました。本作はそれに続くアルバム(通算6枚目)でファースト・シングルの「Love Come Down」が再びチャート・トップとなる大ヒットを記録しました。

01. Love Come Down
02. I Can't Stand It
03. Betcha She Don't Love You
04. Get Loose
05. Back To Love
06. Stop That
07. Get Up Off Your Love
08. I'm Just Warmin' Up
No.102 July,2011
~ エウミール・デオダート プロデュース作品 Part. 3 ~
Juicy - It Takes Two - 1985
「エウミール・デオダート」が発掘・輩出した新人アーティストの「ジューシー」。83年のデビュー・アルバム「JUICY」では白人2人を含む5人組でしたが、2作目となる本作品では「カトリース」と「ジェリー」のバーンズ兄妹にシェイプ・アップされています。しかし軽量化の弊害は微塵も感じられず、2人だけでほとんどの演奏をこなし、実力の高さをみせつけました。サウンド志向のブラコン・マニアには1作目から注目されていましたが、今作に収録されている「Sugar Free」がR&Bチャート12位となるヒットを受け、広く認知されるようになりました。引き続き「デオダート」の手により製作された3作目を最後にグループとしての活動はおこなわれていません。
01. Bad Boy
02. It Takes Two
03. Love Is Good Enough
04. Slow Dancing
05. Nobody But You
06. Sugar Free
07. Stay With Me
08. Forever And Ever
No.101 July,2011
~ エウミール・デオダート プロデュース作品 Part. 2 ~
Kleeer - Intimate Connection - 1984
72年に結成された「パイプライン」というロックバンドが前身という珍しい経緯の元、79年にレコード・デビューをはたした「クリアー」は、ニューヨークを拠点に活動を続けた4人組のファンク・グループです。80年代中期の解散までにコンスタントにヒットを重ね、計7枚のアルバムを発表しましたが、中でも「クール&ザ・ギャング」を華麗に変身させ大成功に導いた「エウミール・デオダート」にプロデュースを委ねたこの作品は、人気・内容ともに他を寄せ付けない強力な楽曲が名を連ねていて、「クール&ザ・ギャング」以上に「デオダート」の敏腕ぶりを知れるアルバムとも言われています。 タイトルトラックの「Intimate Connection」はクラブDJのサンプリング・ソースとしても有名なナンバーです。
01. Ride It
02. You Did It Again
03. Go For It
05. Next Time It's For Real
06. Break
07. Tonight
08. Do You Want To?
No.100 July,2011
~ エウミール・デオダート プロデュース作品 Part. 1 ~
Deodato - Happy Hour - 1982
今回は70年代後半から80年代に当時隆盛を極めたDISCO・DANCEミュージックに、積極的なアプローチを仕掛け成功をおさめた、ブラジル出身のミュージシャン「エウミール・デオダート」の作品群をご紹介します。デビュー当時は「CTI」等のジャズレーベルでアレンジャーとして活動をしてしましたが、72年にクラシック作品をジャズテイストにアレンジした「ツァラトゥストラはかく語りき」のヒットにより、その名が知られるところとなりました。79年に発表した「クール&ザ・ギャング」のアルバムが大ヒット(No.056で紹介)、プロデューサーとしての地位を確立した彼が自身名義でリリースした作品がこのアルバムです。
01. Keep On Movin'
02. Happy Hour
03. Just This One Night
04. Tears Of A Clown
05. Sweet Magic
06. Keep It In The Family
07. I Never Get Enough
